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のら猫クロッチと仲間によるニュースです
by krocchi3
クロッチ川柳
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ラッキーワイドの造形作家たち5 ★ 諸橋司さん

【クロッチ作品を創るラッキーワイドの造形作家たち。5】


諸橋司さん


この迫力! 力強さ!「ねぷた」クロッチの登場だいっ!


「魅力的な表情」と「格好よく見えるポーズ」にこだわった。「光るクロッチを作りたい」と諸橋司(もろはしつかさ)さんが考えたのは「ねぷた」。クロッチ展示作品の中では今回、最大となる。

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これこそ思い描いていた仕事!

「この仕事をしていなかったら大工さんか内装屋さんになっていましたね」。そう語るのは諸橋司さん。小さいころから、とにかく手を動かすことが好きだった。まだ「造形屋」という業種を知らなかった学生時代、建築を専攻しながら「からだを動かせて、ものをつくれる」仕事を探していた。映画やテレビの美術制作会社をのぞいたりもしたが、ネットで調べて門をたたいたラッキーワイドで「造形業」にめぐりあった。「これがやりたかった!」「これこそ、自分が心に思い描いていた仕事だ!」こうして今日まで12年間、天職を探し当てた感慨を胸にきざみ、仕事に取り組んでいる。


光るクロッチを作りたい!

 そんな諸橋さんが作ってくれるのは、「ねぷたクロッチ」! そう、青森県の夏祭り「ねぷた」だ。歌舞伎風の人型や、武者絵が描かれた扇形山車燈籠を引く大勢の人たちが街を練り歩く、勇猛果敢で幻想的な伝統祭りだ。
 ではなぜ「ねぷた」を作ろうと思ったのか? 諸橋さんはまず、照明のようなものを作ろうと考えた。「光る」「光らせる」そんなことを考えていくうちに、かつて見た青森の「ねぷた」を思い出したのだ。「そうだ! クロッチのねぷたがあったらおもしろい!」こうして「ねぷた」クロッチの制作がはじまった。
 まず、諸橋さんが作成するのはスチロールの原形だ。粘土かスチロールでポーズを決めてしまい、そこから図面をおこして形をおこす。原寸より少し小さく作る。完成した原形は、青森在住のねぷたの職人さんの手によって、細い鉄筋で骨組みされ和紙が貼られる。ここで再び、クロッチは諸橋さんの手元に戻される。まず、和紙には滲み止めとしてクリアをエアガンで吹き付ける。それから水性塗料で着彩していくという。なんと手のこんだ工程だろうか。


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諸橋さんの作品の見どころは?

 さて、ねぷたクロッチのお題は、ご存知、歌舞伎の「助六」だ。かつてこんなに粋なオイラがいたろうか。 作品の見どころを尋ねると、「迫力」そして「力強さ」との答えが返ってきた。高さが1m近くもあり、今回の展示作品の中では最大となる。とりわけ諸橋さんがこだわったのは「魅力的な表情」と「格好よく見えるポーズ」だ。手をつきだし、重心を低くして「決まっている!」感じを出すのは難しかったそう。「全体的なバランス」にも苦労したという。


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「立体」は凄い!

 ちかごろ、諸橋さんは立体造形物の力の凄さをあらためて感じているという。テーマパークやショッピングモールで、立体のキャラクターに大喜びをするわが子の姿を見るにつけ、「立体」ならではの圧倒的な存在感と訴求力を実感するそうだ。現場に設置した作品を、来場者が楽しそうに眺める姿を見るにつけ、「本当によかったなあ」と思う。
 クリスマス、某テーマパークに、自分が手がけた造形物をわが子といっしょに見に行ったことがある。「パパが作ったもの」を見たことが、子どもには忘れがたい思い出となった。それからは、「今はなにを作っているの?」とちょくちょく尋ねられるそうだ。
 「まず仕事があり、健康でその仕事ができる」。このことをあたりまえと思わず、感謝する気持ちを忘れたくないという。連日、夜遅くまでハードな仕事を続けた時も、体力的にきついなと思いはしてもつらくはないという。
 近年、切削機や3Dプリンターなどの最新設備が社内に導入された。細かいディテールに関しては、3Dプリンターでサンプルを作る。機械のほうが細かさや正確さは優れている。とはいえ、まずは元となるデータを人の手で作らねばならず、そのデータ作り自体が大変な作業だ。
 そして、今もなお、先輩方が培ってきた手仕事のノウハウはすべての基になっている。諸橋さんは、先輩たちから受け継いだ手法と技術を、今後、後輩たちにどうやって伝えていこうか。と考えている。


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自分を動物に例えたら?

 最後に、自分を動物に例えると? との問いには、「そんなこと考えたことがないなあ」。としきりに困った顔。しばらくして、「う~ん、熊、ですかね」。理由は、熊のイメージが、「やさしい」「力持ち」という点で「親としてそういう存在になれればいいな、という気持ちからです」。と微笑んでくれた。




# by krocchi3 | 2016-08-18 16:48 | ラッキーワイドxのら猫クロッチ展
のら猫クロッチと目があって4 ★ 高田絵美さん
【のら猫クロッチと目があって ★ 同行二人】

第四回  高田絵美さん 

公益財団法人オイスカ/子供の森計画 担当課長

「子どもたちは国境の中に住んでいるけれど、これからの社会問題、環境問題は国境を越えていかねばならないのです」

「国を越えて協力しあいながら地球環境を良くしていこう」と世界中で活動を展開しているオイスカ・インターナショナル(以降「オイスカ」と省略)は、今年で創立55年目、日本では最も古い国際協力NGOのひとつだ。「子供の森」計画は、子どもたちをターゲットとしたオイスカのプロジェクトである。「『人と自然環境』『人と自然のつながり』を学びながら、『木を植える』行為を通して地域や地球に貢献していく」。こんな子どもたちのアクションを応援して、はや四半世紀、今日、世界36か国で展開している。この国際的プロジェクトを統括しているのが高田絵美さんだ。


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オイスカのマークを首につけたクロッチと高田さん


木を植えて地球の命にふれあう機会を子どもたちに


 「生活が大変な国や社会的な問題がある地域で、ひとりでも多くの子どもたちが、木を植えて、生き物や動物、地球の命にふれあう機会をもってほしいです」。
 こう語る高田絵美さん。海外の子どもたちと接することが多い。「子供の森」計画の活動に参加する子どもたちは、植林をしたり、ゴミ拾いなどの地域の清掃にみずから進んで取り組み、積極的に意見を述べるという。
 キラキラした瞳で活動する姿を見るにつけ、この子どもたちの成長に関わらせてもらっていると実感する。それがとてもうれしい。やりがいを感じる。そして、現地の父兄や先生たちから「緑が増えて村自体が豊かになってきた」と喜ぶ声を聞いた時の感慨はひとしおだ。
 しかし、その一方で苦労することもある。海外では日本人的な常識や感覚が通用しないことがあり、予定どおりにものごとが進まないことも多い。そのたびに、現地の人たちと、プロジェクトを支える日本の企業や個人支援者との間にはいって調整しなければならない。そんな時にも、高田さんは、それぞれの文化を尊重したいと考える。「支援する側」と「支援される側」の双方が対等の立場でありたい。そのために、こちらの要望を押し付けるのではなく「いっしょに地球環境のためにできることをやっていく」姿勢を大切にしているそうだ。日本人側にも現地の状況を理解してもらえるように「相互理解」のためのアクションが常に欠かせないという。

 海外に支局があり、大勢の現地スタッフがいる「子供の森」計画プロジェクトは、現地の人たちが同じ気持ちと志をもってくれて、現地のリーダーが育たないとできない仕事だという。活動に参加していた子どもが成長し、今は先生として指導にあたるケースも少なくない。
 「世界的に環境問題が改善されて、動物たちの命、他者の命を大切にできるような子どもたちが育ってくれるといいなと思うんです」。高田さんはじめスタッフの人たち、「子供の森」計画に携わるすべての人々の願いだ。


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活動に参加している各国の子供たちが描いてくれた絵


昆虫少女は今、農業と地球保全、環境教育に取り組む。


 子どものころから土仕事が大好きで、お祖父さんの趣味の畑を進んで手伝う野良少女だった。卵から大切に育てていたカブトムシはいつのまにか100匹に増えていた。夏の夕方、蝉のさなぎを捜してきては、家のカーテンにとまらせて羽化する様子を観察する昆虫少女でもあった。そんな高田さんにとっては天職といえそうなこの仕事だが、以前は国の行政機関で働いていた。前職では当然のことながら「日本の政策」について考えることが多かった。終日、高層ビルで働き、日本のことだけ、自分の暮らしだけに目線がいきがちだったという。そのうちに心の中で「よりグローバルな視点で海外の人たちと共に仕事をしたい」「NGOで活動をしたい」という思いが募っていった。
 当時、最も関心があったのが、「食」と「農業」の問題。「食はすなわち農業」だ。そして「農業」と「地球環境の保全」、このふたつの問題に取り組んでいたのがオイスカだった。しかも、環境教育を学んでいたこともあり「地球環境問題をわかりやすく伝えていきたい」と考えていた高田さんにとって、「子供の森」計画は運命的な出会いだった。
 最初インターンとして入団してから7年がたった今日、海外のスタッフたちが正直に気持ちを話してくれるようになり、こちらも無理を言えるような仲になってきたという。


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活動25年目を迎えた「子供の森」計画


自分を動物に例えるなら


 オイスカは世界各地で活動を展開する大組織だが、プロジェクトベースで動くためいろいろなことにチャレンジできる。海外出張も多い中、どんどんアイディアが浮かんでくるが体はひとつ。これが悩みだ。「手を広げすぎておこられます」と苦笑する高田さん。自分を動物に例えると?「こまめに動くからリスです」と即答してくれたが、スタッフからは「マグロ」と言われた。常に動いていないと死んでしまうから。確かに!



世界の空はひとつ


 「クロッチはのら猫でボーダーレス。動物の視点で社会問題を考えようとしている。だから、オイスカの活動現場にたくさん行って欲しい。そして、国境も偏見もないクロッチの目線で、国境を越え、人と人や、人と動物をつなげる役目をしてほしい」
 「世界の空はひとつ」。最後に素敵なメッセージ。オイスカの創業者の言葉だ。「ひとつの空のもとでオイスカの現場を走りまわり多くの人や動物を惹きつけ、一緒に未来に向かって頑張っていけるようにつなげていってね、クロッチ!」ガッテンだいっ!


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■高田絵美(たかだえみ)
愛知県生まれ。国家公務員を経て2009年にオイスカの国際協力ボランティア制度によりフィリピン各地で植林や環境教育のボランティア活動に従事後、東京本部勤務。
現在、海外事業部「子供の森」計画 担当課長

公益財団法人オイスカ http://www.oisca.org
オイスカ「子供の森」計画 http://www.kodomono-mori.info




# by krocchi3 | 2016-08-18 16:48 | 目と目が合って同行二人
「子供の森」計画とクロッチのコラボポストカードが完成!

オイスカの「子供の森」計画プロジェクトの活動は今年で25年目を迎えました。

http://www.oisca.org/project/cfp/

このたび、「子供の森」計画が支援している国の中から、ミャンマー、フィリピン、フィジー、そして、苗を植えるクロッチの4種類のポストカードが完成しました。

ポストカードの売りあげは「子供の森」計画の活動のために役立てられます。 定価は5枚セットで500円(税込、送料別)となります。(5枚目のポストカードは開けてびっくりお楽しみクロッチのイラストです)

購入を希望される方は、 cfp@oisca.org  宛にお申し込みください。

お名前 ご住所(ポストカードの送付先) ご連絡先(E-mail)をお知らせください。


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★苗木を植えるクロッチ


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★フィジー


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★フィリピン


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★ミャンマー











# by krocchi3 | 2016-08-17 18:35 | 目と目が合って同行二人
朗読、はじめます ★ のら猫クロッチ物語 第1話

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第1話 似た者同士

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抜群の運動神経が自慢のクロッチは、ある時、自分より高い場所で身軽に動きまわる鳶の親方を見て驚き、心ひかれます。一方、クロッチの潔い野良っぷりに感心した親方はある「こころざし」を贈るのですが……。男気あふれる友情の物語。




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作:かりにゃん 

朗読:鈴木万由香


音響制作:村田健太郎

制作著作:NURUE 2016

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# by krocchi3 | 2016-08-17 11:28 | クロッチニュース
祖父母と孫の異世代交流マガジン 『孫の力』休刊

「孫は あなたと 日本の 未来です」

2011年7月25日に創刊した隔月誌「孫の力」(発行元:木楽舎)で、のら猫クロッチは「幸せ運ぶメッセンジャー」役として、創刊号〜14号まで紙面上のみならず、さまざまなイベントで活躍できる機会をいただきました。

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隔月誌「孫の力」の休刊のご案内とバックナンバーをご案内いたします。
http://www.magonochikara.com


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「クロッチ物語」「クロッチ川柳」を連載。「クロッチと同行二人」企画では「あしたのジョー」の漫画家ちばてつや先生を取材しました。そのとき、ちば先生から「クロッチはのら猫なんだから、ちゃんと『のら猫』をアピールしないと、生き方が伝わらないじゃないか」と指摘され、その日以来「のら猫クロッチ」を名乗るようになりました。


人と人、人と社会を縁結ぶ「〆キャラ」という言葉もこの雑誌での活動をとおして生まれました。「孫の力」にクロッチは育てられたのです。


「孫の力」。本当にありがとう。


世界初の「孫」の雑誌を5年間に30冊発行しつづけた出版社「木楽舎」のクリエイティビティとチャレンジグ精神はさらに凄いことをするに違いありません。みなさま、どうぞご期待ください。


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隔月誌「孫の力」の休刊のご案内と
バックナンバーをご案内いたします。
http://www.magonochikara.com
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# by krocchi3 | 2016-07-25 11:16 | クロッチニュース
のら猫クロッチと目があって3 ★ 大西和子さん
【のら猫クロッチと目があって ★ 同行二人】

第三回  大西和子さん 

株式会社PJC 代表取締役/デザイナー


「クロッチは野良だから櫛が通るような毛並みではだめ」だから、さまざまな方向に刺繍糸があばれる「乱れ刺し」


エンプロイダリーレースの老舗メゾン、PJC KAZUKO ONISHIのオーナーデザイナー大西和子(おおにしかずこ)さんと出会ったのは今から7年前。ねぐらからはほんのひとっ走り、オイラが迷い込んだ「都会の草っ原」はPJCのアトリエだった。それからというもの、大西さんは野良猫クロッチをPJCのオリジナルエンブレースの草むらで遊ばせてくれている。

※エンブロイダリーレース(以下、エンブレースと省略)とは、エンブロイダリーレースの機械で施した刺繍レースのこと。


「野良猫だからクロッチに興味を持ったの」。36年にわたりオリジナルのエンブレースを創ってきた大西さん、実はその生きざまこそ「野良」そのものだ。

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 自分のレースは「ファッションではない」とずっと思っていた。青春時代、「ドロップアウト」「アングラ」「前衛」の真っただ中を駆けぬけてきた大西さん、表現の道具がたまたまレースだっただけで、実は「紙」でも「額」でもよかったという。
 レースでいったい何を表現できるのか? 

 遠い原風景を、手にはいらないものを追いかけて、永遠のあこがれを描いてきた大西さん。こうして描きだされた世界が、PJCのオリジナルエンブレースの図柄となっていったのだ。
 学生のころから今日までずっと絵を描き続けている。どこか満たされない気持ちの穴埋めだという。描くのはいつも自分自身、絵は日記でもあるという。その絵はこんなひと言とともにPJCの新作案内状としてお客様のもとに届けられてきた。
「一億光年の色」「星屑ばかり」
「夢ハ見マセン、緑の子」
「ホントハツタエタイ」
「と、もう一度。」

 PJCのエンブレースは一度見たら忘れられなくなる。ひとめ惚れをし、魅力の虜になった人たちが、全国各地から飛行機や新幹線を乗りついでやってくる。 繊細な絵柄、色の魔術、微妙な濃淡、独特の美しさだ。
 大西さんはまず素材にこだわる、糸からこだわる。京都の友禅の職人さんが6回も天日干しを繰り返した墨染めの糸、これがオイラの刺繍に使われている。「クロッチは野良だから櫛が通るような毛並みではだめ」。と大西さんは、さまざまな方向に刺繍糸があばれる「乱れ刺し」でオイラの毛並みを表現してくれた。と、こんな具合に、すべての作品に大西さんの特別な思いと職人の高度な技が込められている。膨大な時間と手間をかけて創りあげられてきたエンブレース。

 大西さんの運命を変えたのは、バッタ屋に山積みされた糊抜きされていない生成りのデッドストックレースとの出会いだ。当時は生成りのレースの商品などどこにもなかった。糊抜き工場を知らなかったので、服にするため。それから毎日のように、自宅の風呂場で、足で踏んで糊抜きを繰り返した。糊で足は真っ黒になった。糊ぬきをした生成りレースを干す。洗われてこざっぱりとしたエンブレースの素肌の感触は、人の内にある自然身体感覚を呼び出す。そんな懐かしさにも似たあたたかな感覚だ。こうして大西さんは8年間、生成りのレースの服だけを作りつづけた。やがて、そのデットストックレースがなくなった時、「布の宝石箱」と評される大西さんのオルジナルレース作りははじまった。

それからというもの、いつも「八方ふさがり」、いつも「絶体絶命」、いつも「挑戦」だった。
だから、いつも「なんで?」と問い続けてきた。でもどんな時にもあきらめずに工夫した。
そして、いつも「偶然」に導かれてきた。そして今日まで、華やかだけれど自然の素朴さを感じさせ、どこかあたたかみのある「特別な日常着」を作り続けている。

「PJCのエンブロイダリーレースを手にしてくれた人が幸せになってほしい」。
「それを着ている時に幸せになってほしい」。
今日も大西さんは、お客様の笑顔を思い浮かべ、仕事をしている。

オイラには「世界のクロッチになってね。のら猫の応援団長になって!」と大きなエールをもらった。
最後に「自分を動物に例えると?」と尋ねてみた。
しばらく悩んだ後に「犬かなあ……」。


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■大西和子(おおにしかずこ)
オリジナルエンブロイダリーレースの老舗メゾン、PJC KAZUKO ONISHIのオーナーデザイナー。
高度な刺繍技術と独自の「手干し仕上げ」を用いた比類無き作品の数々を世に送り続けている。






PJC x のら猫クロッチ 日本橋三越本店
 
2016年6月1日〜7日

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# by krocchi3 | 2016-07-06 17:18 | 目と目が合って同行二人
ラッキーワイドの造形作家たち4 ★ 清水守正さん

【クロッチ作品を創るラッキーワイドの造形作家たち。4】


宿命のライバル、カラスのゴンゾの対決シーン


「獣医か競走馬の厩務員になっていましたね、この仕事をしていなければ」

そう語るのは、入社17 年目のベテラン、清水守正さん。


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幼いころ、家ではオウム、犬、猫、馬などを飼っていて、保育園にもヤギやウサギがいた。そんな動物パラダイスで成長し、現在も14羽のインコ、5羽のウサギやミドリガメと共に暮らしている。こんな清水さんが手がけているのは、オイラ、クロッチと宿命のライバル、カラスのゴンゾの対決シーンだ。板塀の屋根の上でのにらみあい。その臨場感に圧倒される。いつも身近に鳥を観察しているからこんな作品が生み出せるのかな。


 「クロッチの顔のおむすび型が造形的におもしろいね!」「べらんめえの言葉使いや、一見、やさぐれた雰囲気も気にいっている」という清水さん。

「一歩引いて、立ち去る」。そんなクロッチの「フーテンの寅さん」的な世界観を表現しようと、なんともなつかしい昭和の街角を出現させた。錆びついたトタン屋根と古びた板塀。このようにふだん見慣れているなんの変哲もないものを、かっこ良く見せようするとどこか作り物感がでてしまうという。そこを「いかに自然に見せるか」が技の見せどころ。木の板に見えるが、実は塀の表面は薄い発砲スチロール板。プラスチック製の透明トタンは金属風に塗装し、さらにサビ加工を施した。刷毛で何度も塗り重ねて埃まみれの風合いを表現する。驚いたことに、清水さんは参考写真など何も見ないで、頭の中のイメージだけで全てを作っているんだ。

 

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 でも、オイラの造形はそう簡単ではないという。アニメ風な完成度をつきつめると、原画の水彩画の良さをそこねてしまう。立体制作では感覚的なものがかなり要求されるのだ。


 オイラとゴンゾの制作では、最初に手とヘラを使い、粘土状のパテで小さい模型を作る。その模型の写真を拡大してスチロールのブロックに貼り付け、正面と横からアウトラインをカットする。小さい模型を見ながら感覚だけをたよりに包丁で削っていくこの作業では、経験と慣れがものをいう。ここが最も神経を集中する工程だ。ある程度の形ができるまでは緊張の連続とのこと。でも、それをすぎると「この仕事をしていてよかったなあ」と感じ、その後の仕事がとても楽しくなるという。これから取りかかる着彩では、塗装スプレーと刷毛などでニュアンスをつけながら、クロッチの黒い毛とゴンゾの黒い羽根の色の差別化をしていく。


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「とにかく手を動かすことが好き!作りたくて仕方がない」という清水さんは、時々、好きな仕事で遊びながらお金をいただいていると感じる。とはいえ、そこは仕事、納期も含めシビアな制限がある。お客さんに喜んでもらえることを大切にしているが、自分の満足度とお客さんの要求するものが違った時はつらいらしい。


 後輩たちや新人たちには「美術学校で学んだことをそのまま仕事に活かせるのは幸せなこと。だから自分は恵まれていると思ってほしい。しんどいこともあるだろうけれど、できるだけ仕事を続けてほしいですね」。と温かいエールを送る。

さらに、長年、造形に携わってきたひとりの造形職人としてこんなアドバイスを。「デジタルは道具としてはすばらしいけれど、それがすべてではないです。ゼロから手で作ることを忘れない方がいいのかな」。そこでニッコリした清水さん、「停電しても作れるからね」。う~ん、なるほど。


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「立体オタク」で粘土や彫塑が得意。「足していく作業」が好きだという清水さんが親しみを感じるのは、粘土、木、石、などの自然素材だ。自然の色に近づくものをどうやって作りだそうか?と日々、思いをめぐらし工夫を重ねている。

「でもね、自然のものにはかなわないです。猫の目やインコの羽根の色の美しさにはね……」。こんな風に言ってもらって、オイラ、ちょいと照れくさかった。

 

 最後に「自分を動物にたとえると?」と尋ねると「セキセイインコかな」と即答した清水さん!理由は「よく動き、よくしゃべる」からだそう。職場に欠かせないムードメーカーの一面をみたよ。








【清水さんの恐竜! ワンフェスに!】

11月のエキシビションでは、クロッチとゴンゾの対決場面の作品の他に、得意の恐竜の模型を出展する。怪獣オタクで特撮オタクだという清水さんは、マニアの祭典、ワンダーフェスティバルに毎年出展している。次回は7月24日(幕張メッセ国際展示場)。


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# by krocchi3 | 2016-07-04 22:13 | ラッキーワイドxのら猫クロッチ展
のら猫クロッチ、フィジーに行く!

いってきました、フィジー共和国!

到着したのは4月20日、30度を越えた蒸暑い日だった。


 オイスカの増留さんに連れられてやってきた南太平洋の島で、オイラが最初に目にしたのは、今年2月に襲来した巨大サイクロンの大きな爪痕だった。南半球の観測史上最大級といわれるサイクロン、ウィンストンの被害はあまりに大きく、電柱は倒れたまま、全半壊の家屋のかたわらで、海外からの国際NGO、NPOのメンバーによる復興作業が行なわれていた。日本での研修を終えてフィジーへ帰国したばかりのオイスカのOB、ジョー氏の村では、たった一軒を残して全ての家屋が全半壊し、ジョー氏の家はほとんどなくなってしまったんだ。


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以前CFPで植え、被害を免れた木とクロッチ


 フィジーで1992年から始まった「子供の森」計画(CFP:Children’s Forest Program)活動。フィジー国内で毎年2,000人以上子どもたちが参加し、これまで59もの学校で活動を行っているそうだ。オイラが行った学校では、小学校の高学年が参加して植林をした。授業の一環として、今回は自生樹木とグアバ、ジャックフルーツなどを植えたんだよ。その他にも子どもたちは自然のサイクルを理解するために、野菜の栽培方法も学ぶんだ。


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今から植林するよ

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植林終了後パシャリ


 この他にもオイスカでは、村の農林業開発、そして、マングローブ植林に力をいれている。フィジーではマングローブは自生しているため、わざわざ植林して増やしていくことの大切さが、住民にはわかりづらいという。実は、マングローブは海面上昇と海岸の浸食をくいとめていたり、山から流されてくる土砂を塞き止めているんだ。その大切さを、マングローブの苗を植えることを通して伝えようとしている。苗を植えるのは、子どもたちやオイスカの研修生、村人たちだ。この活動によって、今では住民たちのマングローブへ対する保全意識も高くなってきているそうだ。


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順調に育つマングローブサンゴと村の子供



 ところで、フィジーでは近年、サンゴの白化が深刻な問題となっている。地球温暖化や開発による土砂の海水への流入などの原因により、光合成ができなくなったサンゴは死滅してしまう。そして、このサンゴの死滅が生態系に大きな影響を与える。まず魚がいなくなる。すると、他の生き物や動物もいなくなる。その結果、フィジーの人たちは漁ができなくなってしまう、というわけ。


そこでオイスカでは、サンゴ礁保全活動とサンゴを育てるプロジェクトを行なっている。

サンゴの成長しやすい環境をつくり、サンゴの定植活動をしているんだよ。

また、ホテル主催のエコツーリズムを開催し、サンゴ保全に対する理解を高めようという計画がある。参加者にはサンゴの定植体験をしてもらい、フィジーの現状、サンゴや海が脅かされている環境を知ってもらうそうだ。


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サンゴの苗床、魚がいっぱい!



のら猫、のら犬が自由気ままに人と共存しているフィジー。

オイラにはとても居心地がいいところだった。

今、サイクロンの被害を乗り越えようと頑張っているフィジーの人たち。

そして子どもたちが向けてくれた満面の笑顔、オイラ、忘れないよ! 

フィジーの海のきれいなサンゴ礁を思いながら、オイラ、絵を描いた。

これは今年8月にオイスカのポストカードになるんだ。楽しみにしていてね!



またフィジーの子どもたちが考えたサンゴのキャラクターのお話が紙芝居になってるんだよ!

フィジーの環境問題をみんなも一緒に考えよう!

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↓↓↓↓↓

◉紙芝居ページリンク:http://animalconference.com/oisca/world/fiji/




【オイスカ「子供の森」計画の活動】

「子供の森」計画(CFP:Children’s Forest Program)の目的は、子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を愛する心」「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めていこうというプログラム。1991年にはじまったこの活動は、2015年3月末現在、35の国・地域の4,692の学校が参加するまでにその輪が広がっています。




【ちょいとお知らせ】


オイラ、オイスカ「子供の森」計画の応援団になったんだ。

ぬいぐるみとポストカードの売り上げの一部が「子供の森」計画の支援につながるよ。8月には、フィジー、ミャンマー、フィリピン、植林をするクロッチを描いたクロッチポストカードができあがる。

例えばフィジーのポストカードはこんな感じだよ。


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ポストカード

# by krocchi3 | 2016-07-03 13:58 | クロッチ参上!
しりあがり寿の現代美術 回・転・展 in 練馬区立美術館

7月3日(日)から9月4日(日)まで練馬区立美術館で開催されます。しりあがり寿さんの着眼点ってすごくユニーク。ヤカンが回転すれば現代美術。会場ではいろいろなものが回っています。「回転宣言」の一部をご紹介します。



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「回転宣言」

ヤカンが静かに回りだす
ゆっくりゆっくりくるりくるり
その姿はこのうえなく美しい
しかし回り出した瞬間、それはもう元のヤカンではない
水も汲めない、湯も沸かせない、ただ静かに存在感を放つだけの金属だ、

・・・・(中略)・・・

いまや直線的な歴史の放棄を迫らせた人類に 

回転にこそ、その未来があるのだと覚醒を促す・・・

回れ回れ、回転に幸あれ!


2016年7月  しりあがり寿


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ヤカンが回ってる。縄文人の親子も回ってる。西郷隆盛さん、勝海舟さんも回ってる。7月3日(日)から9月4日(日)まで練馬区立美術館で開催されます。

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詳細はこちら
http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=10302


# by krocchi3 | 2016-07-03 13:37
縁起。(えんおこし)★日本人のいい顔。東山のおねえさん

舞妓さんの舞踊、はじめてみました。

のら猫クロッチと目があって、ウインク決め。


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# by krocchi3 | 2016-07-03 13:34 | クロッチ参上!
多文化防災フェスタしんじゅく・5月28日(土)をお手伝い

いっしょに防災について考えよう!

のら猫クロッチの着ぐるみとの記念写真をプレゼントします。

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Multicultural Disaster Prevention Festa Shinjuku

~International Exchange and Disaster Prevention Event~

1 Date and timeMay 28 (Sat.) 10 a.m. to 3 p.m.

(This event will be canceled if the weather is bad.)

2 Location : Okubo Park (2-43 Kabuki-cho)

3 Programs :

(1) Disaster prevention corner

♪an earthquake simulation truck ♪trying on fireman uniform

♪emergency first-aid/rescue drills, AED practice

♪fire engine display ♪fire-extinguishing practice

♪a disaster prevention lecture ~To prepare for a probable big earthquake

※a stamp rally with disaster prevention goods gifts (on a first come, first serve basis)

(2) Multicultural exchange corner

(3) Multicultural gourmet

4 Organized by Shinjuku City




多文化防灾节新宿~国际交流和防灾典礼!~

1 日期:2016528(星期六) 上午十点钟到下午三点钟(下雨中止)

2 场:新宿区立大久保公园(歌舞伎町243)

3 内容:

(1) 多文化防灾活动区

验起震车试穿消防服救急救命・AED(心脏苏生器)的体验

消防车展示验消火器防灾讲座 ~ 在大地震时必须准备的~

举行盖章竞走 赠送防灾品(先后为顺序)

(2) 际交流展示区

(3) 多国籍美食区

办:新宿区




다문화 방재 페스타 신주쿠~국제교류와 방재의 제전!~

일시:2016528() 10:0015:00 (우천 중지)

회장:신주쿠구립 오오쿠보공원 (가부키쵸243)

내용:

(1) 다문화 방재 코너

기진차 체험소방복 시착구급구명・AED체험

소방차전시소화기체험방재강좌~반드시일어나는 대지진에 대비하여~

스탬프랠리 개최, 방재 상품 선물(선착순)

(2) 국제교류 코너

(3) 다국적 음식 코너

주최:신주쿠구




Inquiries: Shinjuku Multicultural Plaza

(Monday through Friday, 9 a.m. to 5 p.m. ※closed on the second and fourth Wednesday of the month)

:新宿区多文化共生广

(从星期一到星期五上午九点到下午五点。第二和第四个星期三休息)

문의: 신주쿠구립 신주쿠구 다문화공생 프라자

(월~금、917시、2,4수요일 휴일)

:03-5291-5171

HP:http://www.city.shinjuku.lg.jp/tabunka/file03_00001.html

E-mail:tabunka-plaza@city.shinjuku.lg.jp





# by krocchi3 | 2016-05-25 19:37 | クロッチニュース
のら猫クロッチ x PJC 【日本橋三越本店 本館3階】
PJC KAZUKO ONISHI 2016
のら猫クロッチ x PJC

6月1日(水)〜7日(火)
午前10時30分〜午後7時30分

日本橋三越本店 本館3階 イベントスペース東

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# by krocchi3 | 2016-05-25 19:09 | クロッチニュース
ラッキーワイド x のら猫クロッチ展 ★ 第1弾
チラシ第1弾が完成しました。下記よりダウンロードできます。
↓↓↓
http://krocchi.com/pdf/Krocchi_1_0525.pdf

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# by krocchi3 | 2016-05-25 16:18 | クロッチニュース
のら猫クロッチ、ミャンマーに行く!

オイラは緑が少ない都会で生きるのら猫さ。木々や草花のありがたさは身にしみている。

だから、「子どもたち自身が苗木を植えて育てていくことで地球の緑化を進めていく」、オイスカの「子供の森」計画を応援したいんだ。

→「子供の森」計画 http://www.oisca.org/project/cfp/


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シンタンくんとクロッチ


公益財団法人オイスカは、今年で活動55年を迎える国際NGO。

http://www.oisca.org


そしてオイスカの「子供の森」計画は活動25年目、子どもたち自身が、学校の敷地や隣接地で苗木を植えて育てていく実践活動を通じて「自然を愛する心」「緑を大切にする気持ち」を養いながら、地球の緑化を進めていこうというプログラムだ。すでに世界の35の国・地域の4,692の学校が参加している。


2014年には日比谷公園のグローバルフェスタのオイスカブースに着ぐるみクロッチが応援にいったよ。つい最近では、世界の森づくり応援プロジェクトのパンフレットに登場して「書き損じハガキやバルマーク、古本」を送ってくれるよう呼びかけているんだ。みなさん、ご協力お願いします!

http://www.kodomono-mori.info/furuhon/krocchi/




暑かった! 2月というのに気温はなんと30度!


 ここはミャンマーの中央部のマグウエィ地域、パコック県イェサジョ郡というところ。日本からオイラを連れてきてくれたのは増留愛香音さん、公益財団法人オイスカの国際協力ボランティア(4月からはオイスカの正式スタッフ)だ。ここに来た目的は、かつて来日し日本の環境について学んだ子どもたちが、ミャンマーに帰国後、地元でも学んだことができているかどうかのインタビューなんだって。この地域は砂埃が舞う乾燥地帯で、もともと林や森は少なかった。しかも、煮炊きに使う薪や家の壁などに使うレンガを作るための森林伐採のせいで、さらに木が少なくなってしまっていた。


 その後、オイスカの支援と指導で、子どもたちが木の苗を植え、水をやって育ててきた。今では木々は育ち葉が茂り、木陰で遊んだり勉強ができるようになった。木陰ではきれいな花も咲いている。この自然環境の大きな変化に、子どもたちは感動し、木のありがたさ、植林の大切さを実感しているという。


 この地域の子どもたちは、なにかきっかけがあれば自分たちで動こう! という姿勢があり、自発的に「こうしたい!」と思って行動する。そこに増留さんは心を動かされたという。そして、子どもたちのそんな姿を見た親たちも感動するらしい。

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日本での体験を発表しているよ。


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ピョーくんと家族だよ


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メイちゃんがお母さんといっしょにゴミの分別しているよ


 国民の大半が仏教徒で、就寝前はかならずお祈りをして、家族を大切にするというミャンマーの人たち。子どもたちは、おとなしくて、真面目、勤勉で賢い。誠実だという。 

 

 日本での研修を受けてミャンマーに帰国した子どもたちは、まず、ゴミを分別するようになった。さらに子どもたちは村人にもゴミの分別を教えるだけでなく、ゴミをリサイクルして得たお金をなんとお寺に寄付したという。すごいなあ……。

その一方で、野菜を育てた子どもたちは、その野菜を村人たちに配るんだって! これもすごい!


 そんな子どもたちの姿を見た親たちと村人たちは、次第にオイスカの活動に協力するようになったらしい。ここは、生活用水を確保するのさえも大変な乾燥地域なので、「木々と育てるための水」を使用することでは、最初、住民の理解を得るのが大変だったという。でも、子どもたちの行動が、次第に親や村人たちに影響していって、ついには村人たちの心を動かしていった。そんな子どもたちのすばらしい力を実感しているという増留さん。


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自然を守る歌をみんなで合唱


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小さな苗が、こんなに大きく育ったよ


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シンタンくんの家だよ



 オイスカは、日本やミャンマーなどのさまざまな国に農業や食品加工を教えているセンターがあって、そこで学んだ青年たちや子どもたちが集まり、村の人たちに学んだことを伝えているんだ。乾燥地帯のイェサジョ郡で穫れたヒヨコ豆のアンを包んだセンター特製のアンパンをほおばりながら、オイラ、子どもたちに囲まれてすごく幸せだった。


こんなことが今、世界のいろいろな場所で広がっているんだね。

子どもたちの力って凄いんだね!

さあ、オイラもこれからひとっぱたらきするよ!




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村の様子。空気がとても乾燥しているんだ。


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にぎやかな青空市場だよ。




# by krocchi3 | 2016-05-25 15:51
ラッキーワイドの造形作家たち2 ★ 木下勇治さん

いちばん目を引くクロッチの看板


 1.8メートル四方の大きなキャンバスいっぱいに、オイラの顔を描いてくれたのは木下勇治さん。展覧会では、表通りに面したストライプハウスギャラリーのウインドウから真っ先に目に入る「看板」は、来場者や通行人へのアイキャッチという重要な役割を担うアイコンだ。しかも、この絵は他のアーティストが手がけるトリックアートでも一役買うからね。

 作品では、「目力の強さと口もとのクロッチらしさを見てほしい」と語る木下さん、顔の輪郭線にはこだわった。人にはなつかない、のら猫の矜持がモチーフとしての魅力だという。

 子どものころから絵が大好きで、マンガ家のアシスタントを務めた経験を持つ木下さんだけど、はじめて描く大きな絵の構図や色合いのバランスには苦労したという。単純なオイラの顔が、インパクトがありながらも趣き深い「肖像画」に仕上がった。アクリル絵の具で描いた絵を囲むお手製の木枠は、江戸っ子クロッチの「和」の雰囲気を出すために、自ら黒く染めあげた。


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「仕事は生きがい」という木下さんは感覚を磨くために作家の個展を見に行く。仕事は常に時間との戦いで、すでに道具の発注、材料の準備段階から経験値がものをいう。先輩方の「凄い!」仕事ぶりにあこがれる木下さんは入社5年目。ひとつの物件を最初から最後までまかされるようになった。そこでは、後輩たちの指導をしながら物件を仕上げていく。チームワークを大切にしながら、将来は後輩たちにちゃんと仕事を教えられる先輩になりたいと語る。


「自分では、引っ込み思案なところがあるから親方には向いていないかも……」と思っていたが、ある時、先輩から「木下は木下らしい親方をめざせ」と言われたことを心にとめて仕事に向き合う毎日だ。


最後に、自分を動物に例えると?と尋ねてみた。


いつも白と黒の洋服を着ているので、友人からペンギンと言われる木下さんだが、「自分では猫に似ている」と言う。気ままに時間に流されずに生きる猫。静かにさりげなく、いつのまにか周囲を和やかな気で包んでいく。そんな猫だ、と感じたよ。





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# by krocchi3 | 2016-05-25 15:46 | ラッキーワイドxのら猫クロッチ展


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